
由仁町の「ゆにガーデン」は初めて来た。
おとなりの「ユンニの湯」は温泉好き夫婦としては2,3回来ている。
温泉とセットの割引券もあったが、この日は入場券のみを買う。
ここもJAF割引があって750円→700円。
北海道はどこでもJAF割引があるから、提示をお忘れなく。
ゆにガーデンは9月10月の真っ赤なコキアが売りらしい。
コキア畑がどこにあるんだろうと見回したがなかった。
多分今から植えるみたい。なんと一年草なの??
多年草かと思っていた。
毎年植え替えるんだ、大変!
「あ、エゾゼミが鳴いてるね。今聞こえてるのがエゾゼミよ」
と北海道滞在3年目の夫が言う。
道民レベルを上げてきている(チャララーン♪:レベルアップの音)
去年も確かそんなことを言ってたが、去年私が来たのは6月20日だったからか、エゾゼミの声は聞いてないと思う。
聞いたのかな、アンテナ立ってなくて覚えてない。
5月くらいから鳴き始めるのだそう。
北海道にセミがいるとは思わなかった。しかも春に。
九州のセミは7月初め、梅雨が明けると同時に一斉にうるさいくらいに鳴きだすと決まっている。
最近はニイニイゼミやアブラゼミは姿を消して、ほとんどがでっかいクマゼミにとってかわってしまい、なお、うるさい。
エゾゼミは小さいセミらしいんだけど、見たことはないんだよねー、いないかなーと見回していたら、いたーーー!!
美しい白樺林の中で、白樺の木に止まっていた。ちょうど目線の高さに。


エゾゼミの鳴き声は「ヒグラシ」に似てると思うと夫が言う。
確かに。
ヒグラシとは夏の終わりの夕暮れに鳴くセミで、日暮れに鳴くからヒグラシで、鳴き声が「カナカナカナカナ」と聞こえるから別名「カナカナ」とも呼んでいた。
物悲しい寂しい声なのは似てるけど、エゾゼミはカナカナをだみ声にした感じかな。
セミは地上では一週間の命っていうけど、エゾゼミもそうかしら。
いつまでいるのかしら。5月からなんて時期が長い。
と振り返ったら、ウサギがいたーーー!!
野生っぽい。そーっと近づき激写。

ライラックの花を探してたんだけどどこも終わってしまって写真に撮れなかったのをくやんでいたら、ここに少しだけあって、もう終わりかけだったけど撮れてよかった。
九州人にはとても珍しい。
いい香り。
