冬はまた機内で「ほたてスープ」が復活していた。オススメ🎵
今回北海道へ来るときは、エアドゥのセールチケット6980円!!で飛んできた。
その飛行機で「機内アナウンスで呼び出される」と言う体験をした。
新千歳空港に着いてシートベルト解除のサインが出て、みんなが立ち上がり始めたころ、機内アナウンスで「よかよか様(フルネーム)、よかよか様、お伝えしたいことがございます。係員が待機しておりますのでお声かけお願いします」
えええっ!!私??と超びっくりする。
そんなフルネームで呼び出しなんて・・・
まあ、たいしたことじゃなかったんだけど、すごく丁寧な対応していただいてさすがニッポンの航空会社、すばらしいと思ったという話。
6980円しか払ってないのに。
エアドゥは北海道の航空会社なので「道民割引」チケットなるものが存在する。
そうじゃん!!
私は今や道民ではないか。
せっかくなので道民登録しとこうっと思った。
道民割引チケットは「変更可能な高額のチケットが少し安く手に入る」だけなので、変更不可の格安チケットしか購入しない私にはあまり縁がないが、住民票異動までしたせっかくの道民としての権利を利用しない手はない。
手続き方法は、まずはWEB上で自分で道民の仮登録をしておいて、その後期間内に免許証・マイナンバーカード等の住所が分かる公的な身分証明書を空港のエアドゥカウンターで提示すると書いてあった。
手続き可能な空港に福岡空港も入っていた。
出発まで時間があったので福岡空港のカウンターでお尋ねしてみた。
福岡空港にはエアドゥ単独のカウンターはなくANAカウンターが対応を兼ねていた。
住所の確認は免許証でいいですかねと提示した。
対応したスタッフもANA職員だっただろう。
笑顔で顔色ひとつ変えないが、明らかに「んっ??何それ?初耳」という感じ。
「わたくしも初めてで少し時間を頂けますか」
と、一から説明をパソコン上で今初めて読んでいる風であった。
その後私のスマホの仮登録画面とか、MY AIRDOの個人ページとかを確認したりして、なにやらメモしたりして、しばらくベンチで待ったけど15分くらいかな、やり方が今ここでは分からないと大変申し訳なさそうに言われた。
「もう・・・いいです。また今度にします。ちょっと買い物もしたいしトイレにも行きたいし。また時間あるときに」
「確認して手続きしますので、向こうに着いて千歳のカウンターに寄っていただくことはできますか?」
「向こうでは時間がないので。また今度でいいです。大丈夫です。最初から千歳のエアドゥカウンターに行けばよかったんですよね。ちょっと時間があったもんだから。福岡空港にはエアドゥのカウンターはないんですね。知らなくて。」
「いえ、福岡空港でも手続きできるって記載がありますもんね」
「そう書いてあったから」
「申し訳ありません。こちらでも対応できるようにしておかないといけないのに」
相手もPC画面を身を乗り出して見つめ続けてねばる。
「何時の飛行機ですか?エアドゥに聞いて調べて手続きできるかやってみますので搭乗口で回答してもいいですか?」
「あっ、分かりました。お願いします。すみませんねお忙しいのに。」
そして彼女が搭乗口で私を待ち構えていた。
やり方は分かったが少し時間がかかるので間に合わなかった申し訳ない、という回答。
忙しいのに対応してくれてありがとう、大丈夫大丈夫、と言って飛行機に乗った。
そしたら降りるときのこのアナウンス。
果たして、飛行機を出たすぐのタラップ前に防寒服に身を包んだエアドゥの職員が立っていた。
ちなみに、福岡発のエアドゥは新千歳空港ではタラップ降りて空港内をバス移動することが多い。
この日もそうだった。
彼女は「手続き完了しております。このたびは大変時間をとらせて申し訳ありませんでした。これが番号です」と手書きメモを渡してくれた。
対応してくれたのは全員若い20代くらいの女性スタッフ達。
みなさん素晴らしいね。ありがとよ~