風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

木が好き。森が好き。緑が好き。整う気がする。

風薫る5月。新緑が美しい季節。

 

家から車で10分ほどで、ちょっとした森になってる自然公園があり、よく歩きに行く。無職になって頻度が上がった。遊歩道の大部分が日陰になっているから、日差しの強い日中でも歩ける。これがその辺の道路なら早朝か夜しか歩けない。

森に入ると目が喜ぶ、耳が喜ぶ、鼻が喜ぶ、皮膚も風を感じて喜ぶ。

全身で気持ちよさを感じる。私はサウナは苦手で入れないが、森を歩くのもサウナと同様に「整う」気がする。きっと自律神経が整ってる気がする。

 

土日はファミリーが多いが平日は特に最近バードウォッチングかな?おじさんが多い。

みんな長ーい望遠のレンズを首からぶらさげて上を見上げて、椅子に座って仲間同士で何時に行ってもいるから、日がな一日中こうして鳥を待ってるみたい。

「何がいるんですか?」と3回くらい聞いたが、鳥の名前、忘れた。

 

そして真冬こそいなかったが、いつ行っても結婚式の記念写真を撮っている。ウェディングドレスを着て、森の木漏れ日の中で写真を撮るのがはやりみたい。

森の入り口まで車で乗り付けられるから、ドレス着ててもアクセスは便利だ。

 


最近は森が気持ちよさ過ぎて、弁当まで持っていくようになった。子供の弁当を毎日作るようになったから、ついでにちょいちょいと詰めてわざわざ森の中で食べる。

一度やったらなぜか、ただのおにぎりが、ただのいちごが、とってもおいしかったのである。

自然の中で食べれば何でもおいしいね、と思っていたが、先日のNHKでやってた「マインドフルネス」ではないかと思うに至った。

日常生活の中では「ながら食い」(テレビを見ながら、スマホを見ながら、しゃべりながら、なんかしながら)だけど、食べ物や自分のからだに意識を集中して食べる「マインドフルネス」とやらを自然と実践できてるのではないか。

 

だいたい5000歩か6000歩くらい歩く。若いころ登山が趣味の中高年が多いことに不思議だなーと思っていたが、登山もいいかもねと、体力ないしやったことないけど思い始めている。年取ると木や森が好きになるのかな。