
囲碁や将棋ができるって、ちょっとかっこよくないですか。
老後の趣味にいいと思うのだけど。
10年くらい前、夫に老後一緒にやろうと提案したら断られた。
「夫婦でそんなのやると負けたらくやしくて険悪になるやろ」が理由だった。
それには心当たりが・・・私たち夫婦は新婚当時、夜な夜なスーパーファミコンのマリオカートで対戦していた。
確かに負けると「くっそー」となったものだ。
今週初めに温泉ホテルに泊まったときに、お風呂もご飯も終えて時間はたっぷり、ほろ酔い加減のいい加減で夫と将棋をやった。
宿泊者が無料で使えるラウンジに、アルコールや飲み物やお菓子やソフトクリームなどとともにオセロなどの各種ボードゲームや各種カードゲームなどが自由に使い放題食べ放題だった。
「ねえ将棋やろう」
「いやだ」
「なんでよ」
「めんどくさい」
「えーやろうよ」
「オセロならいいよ」
「オセロはつまんない。将棋がいい」
「将棋は時間かかるやろ。それに俺強いよ?」
「いいよ。私もそんなに弱くはないんだよ」
「いや。負けると思うよ。おもしろくないよ」
「なんで分かる?やったことあったっけ」
「あるよ。若い頃」
若い頃やったかどうかはさっぱり覚えていないが、「お願い。一回だけ」と拝み倒して、将棋盤を持ってきて駒を並べて見せ「はい、やろう」と強行突破した。
夫は飛車角抜きでいいそうだ。(強い人が弱い人とやるときのハンデ)
※「飛車」と「角」は駒の中でも筆頭の強い武器である。
そのラウンジのソフトクリーム解禁時間が20時から22時までだったので、私はそれを待って時計を見ていたので、ちゃんとゲーム開始時間を覚えている。
あと25分でソフトクリームだと思いながら始めたので、将棋開始時間は19:40頃だった。
その後将棋に夢中になって、ついぞソフトクリームのことは忘れ去った。
夫は何度かアルコールをお替りしに立ったが、私は一度だけ炭酸水を持ってきただけで、盤面から目が離せずものすごく集中した。
いやー将棋めっちゃおもしろかった。
負けたんですけどね。
果たして将棋が終わったのは21:25であった。
なんと、1時間45分が経過していた。
こんなに長い時間集中して頭を使うなんて、普段使ってない部分の脳がぐるぐるぐるとフル回転し脳トレになったのは間違いなく、心地よい疲労感であった。
最初の方は「待った」と言っても「ダメ待ったなし」と厳しかったが、最後の方は「それでいいの?」「詰むよ?」と2度ほど打ち直しを許してくれた。
「負けたけど、そんなに弱くなかったやろ」
「そうね。でも飛車角抜きだけんね」
「おもしろかったーまたやろう」
「いやだ。時間かかる」
夫も仕事をやめていよいよ暇になったならやってくれるかもしれないね。
そして、ハッとソフトクリームの終了時間が迫っていることを思い出し、ソフトクリームとチョコポッキーなどを持ってきて、心地よい疲労感の脳に栄養補給した。
将棋は小学校のころクラスで流行った時にやっていたし、家で2歳違いの弟とも遊んでいたので、ちょっとはできる。
10年ほど前に施設に入った父が暇をもてあましていたので、一度だけ将棋をつきあったことがある。
「施設長さんよりうまい」とほめられた。
施設に入って3か月で亡くなったので、父との将棋は最初で最後それっきりだったけど。
父は囲碁がうまかったので、囲碁ももっと教えてもらえばよかった。
囲碁は30代でマンガ「ヒカルの碁」を読んで感動し(号泣しながら読んだ)、職場の先輩おじさまに昼休みを利用して数ヶ月に渡って教えてもらった。
が、難しくてマスターしたとはいえない。(勝ったのか負けたのかよく分からない)
ちゃんと習ってみたい。
「ヒカルの碁」感動します。おすすめです。
将棋のマンガといえば「3月のライオン」これもすっごくおもしろいです。
おすすめです。
books.rakuten.co.jp
麻雀はやったことがないのでやってみたいんだよね。
でも4人もそろわないといけないから、相手探しが難しい。
あと時間がたっぷりあるならやってみたいのが「人狼(じんろう)ゲーム」。
これは道具は何もいらなくて口だけで、配役に基づき嘘つき合い、だまし合い、探り合いの心理ゲームなのだそうだ。
これをやったことがある大人はどれほどいるのだろう?
長女や次女が高校生、大学生時代に友達同士でよく遊んでいた話を聞いていたのだが、見事に人の性格が出ておもしろそうだった。
人数は5、6人かもっと必要で人数が多いほどおもしろく、だけど数時間に及ぶらしく暇な学生しかできなさそう。
暇な老後ならできるのではと思ったが、そんな大人数が集まるとも思えないから残念ながら一生縁がないかも。
暇つぶしと脳トレ、人とのコミュニケーション、老後にぴったりだと思うんだけどな。