庭に金柑の木がある。
毎年豊作であるが、ほとんど食べない。
お庭屋さんが年末の手入れに来て、枝が増えすぎた金柑の木をばっさり切ってもらうようお願いしたので、あわてて収穫した。
ずっと以前に一度だけ、何も調べず勘で「ジャムみたいに砂糖で煮ればいいんやろ」と煮てみたことがあるが、おいしくなかった。(多分すてた)
暇だったので、今回はちゃんと作り方を検索していくつかのレシピを調べて、金柑の甘露煮を作ってみた。
結果は大成功!おいしくできた。
なんとうちの庭の金柑でもおいしくできるんだ、うれしい発見!
ポイント(勝因)は以下3点だと思う。
★種をとった
★砂糖はグラニュー糖をわざわざ買ってきた
★一晩水につけあく抜きした
金柑の種はとても多くて大きくて、以前作ったときは種取なんかめんどくさくてそのまま煮た。
あく抜きもしなかったし、砂糖もその辺にある三温糖あたりを使ったのではなかったか。
今回レシピというよりも種取の方法を一番念入りに調べた。
穴をあけて竹串で取り出す、とかもあったけど、気が遠くなりそう。
輪切りにして掻き出すという方法が一番手っ取り早く確実だと思った。
というか目からうろこ、金柑の甘露煮は丸いままの姿煮だとばかり思い込んでいたから。(お店で売ってるのはそうだから)
なんだ輪切りにしていいんだ。だったら私にもできる。
まあ時間はかかるし、めんどくさいことは変わらないが、30分くらいかけて種を取った。そして40分くらい煮たかな。
砂糖は「グラニュー糖」がだんぜんおすすめらしい。
お菓子作りはあまりしないので、うちにはなかったので、わざわざ買ってきた。
とってもおいしくできました💛
ヨーグルトに入れて食べるととてもおいしい。
のどにもいいし、なんとなく健康的でSDGS。
よかったよかった。めでたしめでたし。
ひと手間かければなんでもおいしいのね。
もっと早く本気を出せばよかった。
20年分の金柑の実を無駄にしたなあ。