風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

函館2泊3日旅行記⑥~新幹線北斗駅、大沼国定公園

函館3日目

 

3日目は朝から快晴☀

ホテルでの豪華朝食をゆっくり何度もお替りし、ランチも食べなくていいようにデザートまでお腹いっぱい食べて、チェックアウト。

初日にホテル内で使える商品券1000円分をもらっていたので、売店でおみやげでも買うかと立ち寄り、旅の思い出に北海道ブランドのこのバッグを買ってもらった。(夫に)

 

3800円也。案外大活躍している。

この日もきっちり行程は決めずに、まずはあまりよく見てなかった金森レンガ倉庫から。
ショップがたくさん入っており、北海道のおみやげなら何でもそろう。

海産物等も冷凍や冷蔵の商品が品ぞろえも豊富で、眺めるだけでもたのしい。

 

奥のホテルがラビスタ函館ベイ

そして帰路につく。

まずは函館にはでっかい蔦屋があるというので立ち寄ってみる。

街中から車で10分くらい北上したところにある。
九州にもときどきあるが、ちょっと田舎のでっかい蔦屋、本当にすてきです。

札幌となりの江別市にもあり、そこにはちょいちょい遊びに行っていたが、蔦屋の隣に住みたいと思うほどだ。(そうじのおばさんとして仕事もありそう)

 

車まである。2階の古着屋さんで洋服買ってみた。

 

通り道の道路標識から、新しくできた新幹線の駅が近いと分かる。
ちょっと寄ってみようと、「北斗駅」というところに行ってみた。

 

北海道新幹線は札幌まで伸びる計画だが、札幌オリンピックもとん挫し、延伸計画ものびのびになっている。

札幌へは北斗駅からそのまま北上するので、本州から新幹線で函館にいくためには乗り換えて、5駅くらい南下しないといけない。

函館に新幹線を(乗り換えなしで)乗り入れたいという思惑が、函館市民というか函館市長(大泉洋のお兄さん大泉潤さん)は選挙公約でもかかげ、悲願となっているということを、このとき知った。

2日後くらいにテレビニュースで「乗り入れのためのレール整備費用は160億円と試算」と報道されており、悲願というより本気みたいだ。

 

「新幹線北斗駅」周囲は畑、なんにもない。東横インがあるだけ。

ふむふむ函館との距離感、こういう感じなのね

駅から新幹線が眺められるようになっている

200円払うとホームまで行って写真撮影ができる。奇跡的に上りと下りの新幹線はやぶさが2台並んで見られる時間だった。ラッキー💛

ずばりねらい目は13時半ころです



続いて本日のメイン観光地「大沼国定公園

まず行く途中の景色にいきなり感動する。「ぎゃーなんだここは!!」

湖に沿って函館本線の線路と道路が続き、それを跨いでの景色の美しいこと。

湖は凍って白だ。

車窓から。こんな宝のような景色がしばらく続く。

絶景ポイントがたくさんでした

大型観光バスでアジア系の観光客もたくさんいたし、おみやげ屋も並んでいた。
ものすごく広い公園でトレッキングコースなどもたくさん用意されていて、時間があるならゆっくり歩いたりレンタサイクルで回ったりすると楽しそう。
どこからどっちを見てもとてもとても美しい景色。

晴れた青い空に、雪の乗った山、凍って白い湖、最高に美しい。

新緑の頃も、夏も、秋も美しいだろうと思った。

が、二度と来ることはないだろう。

函館の旅行中、ずっと思っていたことだ。

どこへ行っても何を見ても「最初で最後だろう」「二度と来ることはないよね」と夫と話した。

 

いよいよ本気の帰路につきます。14時半くらいだったろうか。

内浦湾をぐるっと回りながらの帰路、せっかくなので高速には乗らず、美しい海沿いの

国道5号線を北上する。

函館本線のJR線路もずーっとそばを並行している。

この5号線の帰路、道中本当に美しい景色がえんえんと続いた。

JR函館本線で旅するのもとてもいいだろうなと思った。

青春18きっぷなんかで。ゆっくりな旅。

 

しばらくいくと、蝦夷富士と言われる羊蹄山が見えて来た。

洞爺湖サミットが行われた、洞爺湖を見下ろす山にそびえたつ高級ホテルも見えた。

 

帰り道にあわよくば長万部(おしゃまんべ)のカニ飯をテイクアウト出来たらよいと思っていたが、16時を過ぎていた。往路でも帰路でもゲットできなかった。

 

途中道の駅があれば寄りながら、もう少し先の伊達市の道の駅で夕日を見てから、高速道路に乗った。

↓夕日の沈む山の方から、帰ってきたのだと思う。

この湾をぐるっと回ってきたのだ。

 

車の少ない高速道路をぶっ飛ばし、家の近くのICまで乗った。

札幌から東へ曲がって岩見沢方面へ向かうとまだ雪の残る景色が戻ってきた。

フロントガラス右手の東の地平線から、満月を少し過ぎた月が昇るのをずっと見ていた。

2日前函館に向かう夜に、やっぱり車窓から眺めていたのが満月だった。

※北海道って広大で何にもないから、地平線に沈む夕日とか地平線から昇る月などの景色に、ちょいちょい出くわす。

昇り始めの濃いオレンジの、卵の黄身のようななんとも言えない不思議な色の月だった。

旅の終わりの印象に残る光景だった。

おしまい