風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

若者と暮らすのは疲れる

今年の春から二女(23才)と二人暮らしであるが、若者と暮らすのは疲れる。

帰るのやら帰らないのやら。

ご飯食べたり食べなかったり。

帰ってきてご飯食べたと思ったらまた出かける。

お風呂入ったり入らなかったり。

 

いろいろ片づけられないし、夜中にがたごとされれば目が覚めるし、帰ったかな?まだ帰ってないのかな?とかなんとなく帰るまでは気になるし。

朝になっても帰ってないと「はー?」と思うし。

最初は連絡くれてたけど、最近は連絡もなくなった。

連絡くらいしてと何度も言うが、軽くみられているのか・・・くそー

 

大学は県外で一人暮らししていた二女。

本人的には不本意ながら、地元に就職して自宅に戻った。(ほかは不採用)

もっともっといろんな経験を積み、満喫できたはずの大学生活4年間のうち、2,3,4年生の3年間はコロナ禍だった。

 

それは本当にかわいそうだった。

海外旅行をいくつかしたかったのだ、大学生でしかできない。

大学の授業はオンラインがほとんどで、サークル活動もかなり制限され、アルバイトはみっちり3つくらい掛け持ちでやっていたので引きこもりということはなかったが、私が月に生活費として11万仕送りしていたのも、ほぼ「アルバイトをさせるため」の出費だと思うとアホらしいと思ったこともある。

だって授業はオンラインだから、どこにいたってできたのだ。

わざわざ大学の近くにアパート借りて住まなくてもいいのである。

しかも暇だもんだからアルバイトのやりすぎで、稼ぎすぎて扶養から外され、扶養手当の回収やらいろいろめんどくさいことが起こった(夫に)。

でもま、大学時代に一人暮らしを経験するのはいいことだと私は思っているので、それはいいんだけど。

 

コロナが明けて、今若者たちははじけるように堂々と遊びまくっている。

週末などは朝帰りというのもしょっちゅうだ。

聞くと友達のところに泊めてもらったとか、カラオケボックスとか、ネットカフェみたいなところ?なのか、私にはよく分からないが。

残念ながら彼氏はいないようだ。

 

友達のA子ちゃんにぼやくと「うちの職場の若者も楽しそうだよー。去年までと全然違うね。飲み会もたくさんあってるし。いいたい、楽しそうで。若いんだけん」

「そうね」

「そうよ、どこにも行かないって方が心配だよ」

「確かに」

「休みはすぐ帰ってきて、どこにも行かないんだよ。ほんとに?どこか遊び行けば・・・?ってなるよ」

「確かに」

 

A子ちゃんの長女のことだ。

彼女は30過ぎの独身で、おたくで漫画とゲームが趣味の引きこもり。

(ちゃんと仕事はしてます)

A子ちゃんは友達が多く社交的で、お出かけ好きの楽しいこと好きのかなりの行動派なのに、親子で性格ってこうも違うのかと思うほどだ。

オンラインでのゲーム仲間とのつきあいはあっても、出かけもせずおしゃれもしない長女のことを案じている。

ちなみにA子ちゃんの二女は、A子ちゃん寄りだもんだから、ここんちの姉妹仲はよくない。(全く趣味が合わない)

 

遊び歩いてばかりの若者と、引きこもりの若者、どっちが心配かと言うと、確かに後者かも。

じゃあ良しとするか。遊んでくだされ。だけど仕事も頑張ってくだされ。