おもしろい名前の場所があるから行ってみようと夫が言った。
北海道滞在3年目の夫は、着々と道民レベルを上げてきている。(チャララーン♪レベルアップの音:ドラクエ)
それで由仁町に出かけたのだった。
ゆにガーデンに行く気はなかったのだ。
行きたいうどん屋さんが定休日だったため、ソフトクリームでも食べようかと思って立ち寄ったら、入場料払って入場しないと食べられないそうで、じゃあ一回くらいはと入ってみることにしたのだった。
由仁町は「いも」。
由栗いも(ゆっくりいも)というゆっくりじっくりねっとりのさつまいも。
ソフトクリームも「由栗いもソフト」だった。
苦みのある茶色いコーンがおいしかった。(クリームはいわずもがな)
北海道はどこにでもソフトクリームがある。
というかソフトクリームしかない、ともいう。(田舎では)
おもしろ地名1 ヤリキレナイ川
珍名マニア界隈には有名だそうですが、由仁町にあるヤリキレナイ川。
由仁町を流れる延長も短い小さな川で、このあと夕張川に合流し、そのずっと下流で江別市あたりで石狩川に合流している。
「ヤリキレナイ」は日本語のようだがアイヌ語で「ヤンケ・ナイ」または「イヤル・キナイ」で意味は「魚の住まない川」または「片割れの川」と標識に説明が書いてあった。
北海道の地名はアイヌ語が多いから、おもしろ地名がたくさんある。
無理やり当て字をして日本語の漢字を当てているから、そう読む???みたいなのがたくさんあり、最初はけっこうおもしろいが、もう慣れてきてそんじょそこらではおもしろがれなくなっていたが、「ヤリキレナイ」はヒットだった。
オモロイ。
おもしろ地名2 清正公熊本神社
北海道なのに熊本?
と思ったらこの辺りには熊本からの入植者が移り住み、熊本人たちが祭った神社だそう。
このあたりの地名も「熊本」というらしい。
これも北海道にはよくあるらしく、札幌の白石区は以前は白石村で仙台「白石藩」が移住してきて住んだ場所だそうだ。
三笠市の岡山っていう地名も岡山県からの入植者たちが住んだ場所だそうだ。
ほかは、知らないんだけどね。
よくあるというのは聞いた。
いちょうの木が熊本の神社っぽい。
清正というのは熊本の名将加藤清正のことである。
(まあ、熊本の人ではないんだけど。せいしょこさんと言って、熊本の人には愛されている)
加藤清正を祭っている熊本の本妙寺から、分霊してきたのだそう。
敷地内には公民館のようなものも。
きれいに手入れされていて地域の人に大事にされている感じがした。
だけど熊本地区って場所に、民家は何軒もなかったような気がするが・・・
由仁町には「うどんの五衛門」というおいしいうどん屋さんがあって行きたいのだけど、ここの定休日が月・火曜日で夫の仕事の休日とぴったりかぶるため、なかなか行けない。
冬は金土日くらいしか開いてない。
おすすめです。