風に吹かれて

早期退職後自由を手に入れ、二拠点生活を楽しんでいます

青森旅行記⑤馬を食べる文化がここにもあったとは

酸ヶ湯温泉旅館にてお風呂のあいまにごろごろテレビを見ていたら、偶然、

バナナマンのせっかくグルメ」がタイムリーにも青森県十和田市だった。

 

十和田市ってけっこうな町なのね。

青森県青森市とその他ではなく(青森市って県庁所在地にしては小さな町だった)、青森市八戸市弘前市と勢力が分散されてる感じ、続く十和田市って感じ。

 

せっかくグルメで紹介されたのは「馬肉鍋」。

えええっ!!青森って馬肉食べるの???

馬刺し県からやってきた我々としては聞き捨てならない。

ていうか、馬刺し県から来た我々としては、馬肉鍋って何?

 

馬刺し県では馬はもっぱら馬刺し、オプションとして馬肉ハンバーグや馬肉カレーはあるけれど、わざわざ食べるもんでもない。

 

紹介されたお店「吉兆」を検索すると、青森市にも店舗があると分かった。

明日の晩御飯はここにいってみようと2日目の晩御飯決定。

 

テレビにも出て、お客さん多いんじゃないかと予約なしなので早めに行った。

が、心配は杞憂。

お客はほか一組だけ。

お店で「あーよかった」とそれを言ったら、お店の人たち十和田店がテレビに出たことぜんぜん知らなくて、奥から大将みたいな人が出てきて、

「今日昼間ね、やたら(予約の)電話がなるなと思ってたんですよ。なんだろうって不思議に思ってたんですよ。やっと分かりました」

もう一組のお客さんも

「そうそう、見ました見ました」とうなづいている。

 

青森県民、のんびりしている!!

ホール係のおばちゃまののんびりした接客で「青森弁」が聞けたのがよかった。

本当はもっと青森弁を聞きたかったのだけど、今回あまり聞く機会がなく・・・

必要以上にしゃべりかけたかも、私。

おばちゃまにしゃべらせたくて。

タレントの王林ちゃんと同じだった。いいねー青森弁。

 

テレビと同じメニュー馬刺しと馬肉鍋(味噌仕立て)を食べた。

馬刺しは馬刺し県の我々と同じく、しょうがと玉ねぎスライスで食べるのだった。

馬刺し県の我々と同じくしょうがと玉ねぎスライス

夫は去年青森県の太平洋側八戸市に3日くらい北大のフィールドワークで行ったことがあり、そちらでは「しょうがとにんにく(すりおろし)」で食べたのだそう。

にんにくの印象が強かったらしく、その話を大将にしたら、「にんにくで食べるのもあるけど、ここらへんは土地柄同伴のお客さんが多いから、においがきついにんにくは出してないんです」とのこと。

 

せっかくのおいしい馬刺しはにんにくいらないと私も思う。

 

馬肉鍋。味噌仕立て。糸こんにゃく入り。生卵につけて食べる!!

馬肉鍋は味噌仕立てで、なんと生卵を溶いてつけて食べる。

糸こんにゃくも入ってて、まるですき焼きみたい。

最後はうどんでしめました。

ご馳走様。おいしく頂きました。