今日は大好きキャラ「んぽちゃむ」について、その魅力をご紹介。
作家「可哀想に!」さんが描く「んぽちゃむ」は、「おぱんちゅうさぎ」が2コマ漫画なのに対し、ごく短い動画が主流でYouTubeで見ることができる。
まず、「ん」から始まるネーミングが秀逸。
見た目は白くて、水色のリボンと手袋をはめ、キラキラお目々のふわふわかわいいキャラ。
甘えた声で話し、語尾は「〇〇ちゃむ」なので、誰にでもものまねしやすい。
「おぱんちゅうさぎ」がつい応援したくなるいい子キャラなら、「んぽちゃむ」は救いようのないおバカ、しかも性格も悪い。
性格悪いのに「んぽちゃむ」には「きみまろ」という彼氏(親友という設定らしいがあの行動パターンは彼氏で間違いない)がいる。
「きみまろ」はキムタクみたいにかっこいい。(ひよこらしいが)
口癖は「・・・たく。おまえなあ」だもん、絶対キムタクでしょ。
「・・・たく。おまえなあ。いい加減にしろよ」と言いながら、んぽちゃむが困ったときには、いつでもかけつけて助けてくれる。
なぜここにいる、というタイミングでもなぜかいつもそこにいる。
んぽちゃむにどんないじわるされても揺らがない愛情をもっている。
「なぜ君は彼女を捨てない?そうまでして助けるのだ・・・」とどっちかというときみまろに同情を通り越し尊敬の念すら抱いてしまう。
仏のような寛大さ。
ご紹介したいのがたくさんありすぎて、迷う。
迷ったあげく3つ載せます。
どれも起承転結があり、何かが起こって不穏な空気となり、んぽちゃむピンチ、さてどうする?と思う。
そのときの効果音が不穏さをかきたてる。
そしてジャジャーンとヒーローきみまろが解決してくれる劇的なハッピーエンド。
そのときの効果音もクライマックス感を演出し、笑える。
あえて素人感を出しているが計算されつくしたムービーミュージックも魅力のひとつ。
セリフの声も全部作家の「可哀想に!」さんが一人で演じられているそうだ。
最新作は3週間前の「教習所3」だと思う。
最近なかなか新作が出ないので、寂しい。待っている。
これだけグッズやらイベントやらでお忙しそうなので、仕方がないけど。
「教習所」シリーズは回を重ねるごとに、んぽちゃむの悪人ぶりがひどくなっている。
前はおバカな幼稚ないたずらだったのが、極悪非道になってきた。
それでも見捨てないきみまろ・・・
んぽちゃむはおバカで学習しないので、何度日本の通貨は「円」だと教えられても、「マカロン何個ですか」と自分の通貨で買おうとする。
当然売ってもらえないので、いつもきみまろが登場し、助けてくれるのであるが、「教習所3」では、んぽちゃむの通貨「マカロン」が、ついに市民権を得た様子もうかがえる。
※んぽちゃむは「ヨーグルトの妖精」で独自の通貨を持っているらしい
んぽちゃむの動画は短いので、次、次、もひとつ、これも、これも見てみようとなる。
底意地悪いのに、んぽちゃむから目が離せない。
動画とセットでおもしろいのが「コメント欄」、是非眺めてみてほしい。
基本的にはみんなの愛が感じられるコメントばかりだが、はっとする気づきもあったりして深い洞察が大変おもしろい。
動画を見終わった頃には、すっかり「んぽちゃむ」のとりこになってること間違いない。
「もっと見たいちゃむ」「新作が楽しみちゃむよ」と心の中でつぶやくはずだ。
我が家のグループラインは、おぱんちゅスタンプに加え、最近登場したんぽちゃむスタンプ(音声付き)が飛び交うようになったことは言うまでもない。
おぱんちゅうさぎは今年の札幌雪まつりに登場したので、来年はんぽちゃむも登場するかも!?