風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

雪国の暮らし(駐車場の除雪)

私が今暮らしている場所は、札幌から東へ車で1時間ほどの岩見沢市周辺の小さな自治体。

このあたり空知(そらち)地方というところで、北海道の中でも雪の多いところだ。

 

だけど、今年は雪が少ないのだそう。

私の情報源は夫とその職場の人たちと、ヨガのおばさまたちと、こっちにいるとき行く美容師さんのみだけど、少ないながら情報としては正確だと思う。

 

年末に全国ニュースにもなった岩見沢市の50年ぶりの豪雪。

これは一晩でものすごく降っただけで、それまで全く降らなかったのが一晩でいつもの冬の姿になっただけで、全体的に今シーズンの雪の量としては少ないと。

その時と、私が北海道へ引っ越してきたときの大寒波時の大雪。

あれくらいよー、あとはほとんど降らなくて今年は除雪しなくていいから楽だわー、とのこと。

 

道路には雪の壁ができているけど、高さはいつもの冬より低いそうだ。

いつももっとそびえたつ雪の壁なのだそうだ。

雪の壁こんな感じ

公園のブランコ埋もれてるけど。これでも雪の量はいつもより少ないのだそう。



雪国の除雪って、想像はしていたけど本当に大変。

個人レベルでも大変だけど、行政レベルでも大変。

ものすごく予算がかかるのね。

 

農家の人たちは、畑も真っ白に雪におおわれる冬、何をやって生計を立てるのだろうと以前思っていたが、冬は除雪の仕事で重機に乗ったりなどして意外と稼ぐのだそうだ。

 

こちらでは天気予報で「明日朝の積雪予報」というのがある。

「おせんたく予報」などはない。外になんて干さないから。

積雪予報は大事。

仕事でもお出かけするでも、車を出すのなら、どのくらいの除雪作業が必要かを予測して、必要に応じて10分20分早起きして準備しないといけないから。

 

まずは除雪用の作業服と長靴に着替えて、帽子と手袋とマフラーして、車に積もった雪を払い、車の周りの雪をよけ、エンジンも15分くらいかけてガラスの氷を溶かしたり、ちょっとそこまででかけるだけでも大変だ。

 

私・・・1回か2回やりました。

出かける前に汗かくほど疲れた。

出かけるつもりだったけど、それをやるくらいなら、もう出かけない、と予定変更したこともある。

 

アパートの駐車場に除雪車が入るときは、大急ぎで車を動かしたりすると、じゃないと自分の車の周りだけ除雪してもらえずにとても残念な結果になるから、と夫に聞いていたが、きのう土曜日の夜やってきた。

 

となりのアパートで夜7時頃、重機の音がし始め、「こんな時間に?」「勘弁してよー」「土曜の夜はやめてほしい」と夫がぼやきながら、カーテン明けて周囲の様子を確認している。

 

これまではだいたい平日の昼間に、駐車場の車がほとんどいないときに除雪車が入ることが多かったのだそう。

「もう今日はいやだなー」と夫が言うから、「いいよ私がやるよ。今日はまだ奇跡的に酒も飲んでないし、風呂にも入ってない」

 

そしたら、夜8時頃ピンポンと除雪の人がやってきて「車しばらく移動させてください」と各戸回ってお知らせしていた。

このアパートは2階建てで10戸ある。

土曜日の夜だからほとんどの人が家にいて、駐車場にはだいたい車があった。

で、みんな出てきて車を移動させていた。

 

だけど、土曜日の夜8時なんて、酒も飲んでるし、風呂に入ってたりするよね。

困った人もいたんじゃないかな。

 

アパートはイオンの隣なので、イオンで買い物し駐車場で時間をつぶした。

一度帰ったらまだ除雪車がいたから、もう一度イオンに戻って30分くらい時間つぶした。

 

除雪の人が言っていた。

来週は気温が上がって、9度とかいう予報が出てるから。

今除雪しとかないと大変なことになる、そうだ。

なので急遽、土曜日の夜だけど、除雪にはいることになったということだ。

どういう大変なことになるのかは、よく分からない。

(氷になってスケート場みたいになるのかな、と夫)

 

2月半ばに9度とかいう温度になるのは、ありえないことのようだ。ここも暖冬だ。

 

駐車場こんな感じ