アップルウォッチもスマートウォッチも持ったことがない。
いわゆる健康アプリ的なものを使ったことがない。
スマホに万歩計アプリを入れて歩数をカウントしているくらい。
そんな私が、ある方のブログを拝見して、便利そうだし安いし一回使ってみたいなと触発され、おすすめされていた発売されてまもない「スマートバンド9」なるものを手に入れ、数日かかってやっとこさ使えるようになって(使いこなしてはいない)、いろいろ触ってみては驚いたりして、その機能の多さと充実さにびっくりしているところである。
一番びっくりしたのは、睡眠のデータまで出てくるところ。
何時何分から何時何分までという睡眠時間だけでなく、眠りの深さが3段階でグラフ化され
深い 35%
浅い 38%
レム 27%
覚醒 2回
などという表示がされていることもびっくりだが、もっと驚いたのは、昼間テレビを見ながらついうっかり眠ってしまったその時間も「19分」と記録されていたこと!
なんで私がうとうと昼寝したことまでわかるのか?
すごいな、これは使いこなせばいろいろな情報が分かるというものだ、と感心していた。
がしかし!!
先週の9月2日の日経新聞1面でこんな気になる記事を読んでしまい衝撃を受けている。
有料記事↑なので読めないが、簡単にまとめると以下のとおり。
タイトルの「標的1.2億人の生体情報」というフレーズもインパクトあり。
いまやスマートフォンユーザーの2人に1人が利用しているとされる健康アプリ。
米デューク大学の調査で、記録された個人情報をアプリ提供企業がブローカーを通じて売買していたことが分かった。精神疾患など健康データやローン返済履歴といった信用情報を数値化したクレジットスコア。センシティブな個人データを販売していた事例も見つかった。
特有のリスクをはらむのが中国製アプリだ。「中国の(軍など)安全保障機関が特定の個人を標的にできるようになる」と●●は指摘する。
中国は国家情報法で企業や個人に国の情報活動への協力を義務付ける。データ提供を国が求めてくれば拒めない。
国の将来を揺るがしかねないのがゲノム(全遺伝情報)データの国外への流出だ。
スマートバンド9のシャオミって、中国ではなかったか???
まさに中国製アプリじゃん。
中国の企業は、国からデータ提供を求められたら拒めない・・・
ということは世界中のユーザーの健康データが、国が欲しがればあっさりその手に渡るということだ。
国がまさか・・・なんてことは中国にはあてはまらない。なんだってアリだからな。
人工知能(AI)の活用でゲノムなど膨大なデータを解析して新薬を開発する時代が到来した。世界中から人種など最も多様な集団のゲノムデータをいち早く囲い込んだ者が国際覇権を握る。
中国が巨額投資で世界中からのゲノムデータの収集に躍起になる一方、中国人データの国外持ち出しを厳格に制限する理由はそこにある。
ナヌ?中国はすでに巨額投資で世界中からゲノムデータを集めているのか?
中国はこれまで新薬開発などの分野では後れをとっていたが、存在感を増してきたとのこと。
医薬品の分野でも中国依存が高まれば、先進国の製薬大手が市場を失うだけでなく、国民の健康や生命を左右する命運を中国に握られることになる、と続く。
ひーーーっ💦
さらに怖いのがこれ。
集めたデータをどう利用するのか分からない不気味さもある。軍事転用された場合、「特定の人種に病気が発症しやすいウイルスを開発できるのではないかという懸念がある」(政府関係者)。
ひーーーっ💦
日本人だけが弱いウィルスを開発し、ばらまくことだってできるということか。
喜んではめていたスマートバンド9。
まだ2週間くらいしか経っていないのに、これを読んですっかり、やる気が失せた。
前機種よりも内容は進化しているのに、値段は5480円とさらに安くなっているのは、もしかするとそれが「手」かもしれない、などと勘ぐってしまう。
世界中にこの機種が広まるように、当局(って誰?)によって仕組まれているのでは・・・
考えすぎ?