風に吹かれて

早期退職後自由を手に入れ、二拠点生活を楽しんでいます

二拠点生活を1年半やってみて

九州の自宅と夫のいる北海道の二拠点生活をやってみて1年半。

メリットとデメリットについて考察。

 

【移動記録】

2023/6/20~2023/9/24  北海道滞在(夏3か月)

2024/1/24~2024/3/31  北海道滞在(冬2か月と1週間)

2024/5/30~2024/7/30  北海道滞在(夏2か月)

 

 

【メリット】

●まるで異国の北海道に住んでみることは住宅のしつらえや設備、生活様式などが違っておもしろい

●北海道へ行くときは今度どこに行こうと考えるのが楽しくてわくわくする

●夫の新たな仕事や人間関係が広がるのを見聞きするのがおもしろい

●夫の家事能力アップ(各種手続きなどの生活を回すことを主体的にやるようになる)

●夫婦のまったり感解消(たまに会うとお互いやさしくなれる)

●けんかが減る(今ここでけんかしなくていいや、どうせもうすぐいなくなるし、と我慢できる)

●子供(24才社会人)についても同上

●子供の自立を促す

●一人の時間が増えて自由度が高くほっとする(多分夫婦子供全員)

 

【デメリット】

●住居費(光熱費)がかかる

 

唯一のデメリットだと思うが、夫は地域おこし協力隊の職を得て北海道に滞在しているので、住居費の手出しはない。

光熱費の支払いは当然ある。

 

ちなみに私は無職だが夫から生活費などはもらっておらず、自分の生活費は自分でまかなっている。(蓄えと投資運用で)

北海道にいる間は、私は専業主婦業を行うので、生活費及び旅行費用等の娯楽費はすべて夫持ちである。

私がいる間は赤字になるそうだ。(そんなの当然だから蓄えが減ることを躊躇するなと言う)

 

だが実は、九州の自宅にいるときの専業主婦業(とは呼ばないかもしれないが)の方が仕事の分量は多い。

家が広い。庭がある。地域のごみ当番などある。前は早起きして二女の弁当作りをやってたが、もうやめた。

そんな働き者の私だが、二女からは月3万円しかもらっていない。

「世間でよくある話の実は全部貯金してて結婚のときに渡すなんてのはないよ。実費だからね。私無職だからね。全部生活費に使うからね」と言い聞かせている。

たぶん、3万円以上かかっているはずなので、無職の私が二女を若干養っていると思う。

 

あるとき夫の長兄が、「〇〇君(夫のこと)が好きなことできてるのは、よかよかちゃんに甲斐性があったからよ」と言ったことがあった。

 

甲斐性・・・褒め言葉ととらえ、うれしかった。

あまりいい嫁ではなかったと思うが、頑張って仕事してきてよかったと思った。

家族の自由度を増やすことができたわけで。

 

「ご主人は北海道?単身赴任ですか?」とよく聞かれるが、「はい」というのはなんか違う。

それだと生活費の仕送りがあってしかるべき気がするから。

なので「仕事を早期退職して北海道で遊んでるんですよ、好きなことして」と言うのが私としてはしっくりする。

この頃はそんな風に言うようになった。

もちろん相手は選ぶ。理解してくれそうな場合だけ。

「はい」と言う方が楽な場合は単身赴任ということにしている。

 

単身赴任、卒婚、別居婚、呼び方いろいろ、でも同じようなモノ。いいカンジ。

 

私の二拠点生活は家族全員にとって今のところはメリットばかりで、気に入っている。