風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

スキー率100%!北海道の市民スキー場の感想

 

北海道で、いわゆる「大型リゾートスキー場」ではなく、近くの「市民スキー場」に行ってみての特筆すべき感想。

 

1 スキー率100%

2 おばさん率0%

3 相乗りしたら相当びっくりされた

 

1 スキー率100%

ひとっこひとりスノーボードがいないのに驚いた。

平日の昼間で、学校と自衛隊がほとんどを占めていたからというのもある。

夫によるとスノーボードも時々いるそうなので、たまたまだったかもしれない。

 

九州のスキー場ではスキー率は年々下がり、私の肌感覚では、現在は10%くらいだ。スノーボードが90%を占める。

 

九州ではスキーを新しく始める人はほとんどいない。

スキーをやっているのは私のように昔からやってる中高年か九州外から来た人である。

九州では若者がファッションとして、流行の遊びとしてスノーボードをしにスキー場にくるから、初心者が多い。

九州のスキー場はただでさえ狭くて短くて、人口密度が高いので、スノーボーダーの初心者が多くて人が多い土日などは本当に危ない。

スキーと違ってスノーボードはリフトの乗り降りのたび、いちいち板を装着しないといけないから、リフト下りたところにずらーっとボーダーが座り込んでいる。

その高度な密度のすきをぬって滑らないといけない。

 

なので、ボーダーばかりが増えてしかも初心者ばっかり(若者はファッションで始めるけどすぐ消えていく)の九州のスキー場は居心地悪くなってきたので、こっちはスキー天国だ!!

しかも狭くて短くて雪質悪いのに料金は高い。

まあそれは地政学的・物理的に維持管理上仕方がないことなので、そこはよい。

 

そして残念なのは、うちの娘たち、小さい頃から毎年北海道に連れて行き、めっちゃ上手にスキーができるのに、仲間がいないためもっぱらスノーボードばかりということだ。

ま、どっちもできれば一番かっこいいけどね。

せっかく上手なスキーを友達うちでも披露してほしいと思うが、永遠にその機会はないであろう。

 

長女の高校の修学旅行でもその機会はなかった。

クラスメート全員初心者の列の最後に、一日中ついて回っただけだそうだ。

 

うちの娘たち、どっちもお父さんとふたりでもスキーに行っていた。

九州だけでなく、広島、島根あたりまで。

娘二人とお父さんの3人ではもちろん、姉妹どちらかが欠けてふたりきりでも行くのには私はびっくりしていた。

高校生大学生の頃にお父さんとふたりで遊びにでかけるなんぞ、私の娘時代には考えられないが、うちの娘たちはそんなの平気だったみたい。

私も行きたいけど、なにせ丸一日つぶれるしエネルギー使うので、土日は休養したいことが多く、行ってきてと送り出すことも多かった。(誰かがせねばならない溜まった家事だってたくさんあるのだ)

 

2 おばさん率0%

 

学生と自衛隊以外は、保護者というのが一定数いたようだ。

ほかはおじさんはいたが、おばさんは全くいなかった。

ひとりで来るおばさんなんて、いないんだろうな。

 

でもですね、リゾートスキー場だと、おばさん率は上がります。

おばあさん率も上がります。

夫婦で、仲間で、孫を連れてファミリーで、ホテルに滞在してという客層が一定数いるので。(いままではこれだった)

近場でスポーツでスキーやるおばさんはいないのかな、何度か通って探してみよう。

 

3 相乗りしたら相当びっくりされた

 

九州や西日本だと、土日はリフトが混んでいることが多い。

北海道の大きなリゾートスキー場でも、シングルレーンが設けられていて、一人の人は乗り合わせたりして、なるべくゴンドラやリフトの隙を詰めて利用するのが、マナーというか、並ぶ列を短くするためにも求められる行動だと思っていたので、スクールで行列ができていたので、一人の人の横にすっと入ったら、かなりびっくりされた。

 

30代くらいの女性がスクールのグループの後方にひとりだったので「先生ですか?」と聞いたら「保護者です」と返ってきて会話はそれっきり。

やっと、「あっ、乗り合わせなんてしないんだ」と気が付いた。

※夫に話すと、そうよ、こっちではそもそも混んでないからそういう文化ないみたいよ、だそうだ

 

その前に、スクールの最後の一人の子と相乗りして、中2の男の子だったけど、そっちはいろいろ会話もしてくれたので、気をよくしていたら、大間違いだった。

 

リフトとかゴンドラでたまたま一緒になった人と話すのって、全国各地の情報が聞けたり、人それぞれのかいつまんだ人生話が聞けたり、かなりおもしろいので、私は好きだったんだけど、それはできないな、残念。