風に吹かれて

早期退職後自由を手に入れ、二拠点生活を楽しんでいます

江別やきもの市でカエルを買った

ヨガ教室のおばさまから、「もしよかったら来てみない?」と招待ポストカードみたいなのを頂いた。

7月13,14日の土日で開催された「江別やきもの市」。

 

おばさまはある窯元さんのところで陶芸を習っているそうで、出店のお手伝いと自分の作品も少し出品するのだという。

一人でひまだし行ってみることにした。

 



予想を反してのかなり大規模な市だった。毎年恒例なのだそう。

まず野外というのにびっくり。

有田陶器市みたい(行ったことないけど)(GWに開催)。

7月の暑いさなかに野外のテント会場でこんな大規模イベントあるなんて、九州人の私としては想定外。

九州ではありえない、暑すぎる。加えて梅雨末期でだいたい大雨。

 

まずはヨガのおばさまの窯元さんのブースに行き、挨拶して作品をみせてもらった。

ちょっと変わった焼き物をされる方で、ドラゴンが売りなのだという。

が、ドラゴンは大きくて怖いので、かわいいカエルがいたのでそれを買った。

表情がかわいかったから。

3匹いたけど全部顔が違ったけど、最初にかわいい!と思った子にした。

カエルって縁起がいいらしいし。

※調べました。

「無事に帰る」「福返る」「若返る」「お金が返る」の意味のラッキーアイテム

前にしか跳ばない、飛び跳ねる→仕事運、出世、開運UP

 

夫から食器はこれ以上いらないから!!と言われ、私も仮の住まいであるこの家に物は増やしたくないと重々承知しているので、食器は買わないぞと思いつつも、せっかくの陶器市をめぐるのにただめぐるのもつまんないと思って、1個だけ何か買ってもよいことにして、物色した。

絶対買わないと思って見るのと、何か1個買うと思って見るのでは、雲泥の差。

集中力も違うし、おもしろさが全然違う。

 

そしたら、とある温泉でひとめぼれして購入した同じ食器を発見。

その作家さんに出会いました。

「〇〇温泉でコレ買いましたよー」

「わー、ちょっとしか置いてないのに、ありがとう」

「かわいいーって一目ぼれして」

「わーうれしい」

「絵がちょっとずつ違って。鳥がいたりいなかったり。窓があったりなかったり」

「アハハ。そうなのそうなの。性格がテキトーなのよ」

と豪快に笑う明るい陽キャの女性の作品でした。

写真撮らせてもらいました。

一目ぼれして買った食器の作家さんに出会う。同じシリーズがたくさん並んでいた。

 

kaze2fukaretex.hatenablog.com

 

ここで何か買いたい衝動にかられながらも、ぐっと我慢し通り過ぎ。

お皿を一枚か、ぐいのみのカップもいいな、ガラスのコップもかわいい、うーん、と迷ったが、きれいなマグカップをひとつだけ購入した。

きれいだったから。

陶器にしては軽いのもいい。持ち手も大きく持ちやすい。

朝から晩までテーブルに出しっぱなしで長い時間目に入るものだから自分がきれいと思うんだったらいいか。

カエル¥1000とマグカップ¥2100。つぶらな瞳と目が合ってしまった

 

ヨガ教室で「陶芸されてるんですか!!わーいいですね。おもしろそう」と私が言うと、別のおばさまが「あら、興味あるの?生徒さん減ってるから生徒さん募集中らしいよ。私も以前誘われたんだけどね、この年で(70才)モノを減らしていこうって時に、食器なんか増やしたくないからさ。若い人はいいわよ」

とおっしゃったのを聞いて、ほんとだ、確かにと思った。

ヨガ教室では「若い人」の部類かもしれないが、私もモノを減らしていこうという年齢である。

陶芸なんか習ったら大変なことになる。

陶芸されているおばさまは、自宅の食器のほとんど全部を処分して、自分の作品に入れ替えているのだという。

そうなっちゃうよね、どんどん作品が増えるのだから。

陶芸はやめておこうと思った。

 

このあと、せっかく江別まではるばる来たのだからと、イオンで映画を見て、トリトンで寿司を食べた。

まだ5時前の夕方だというのに、あいかわらず大盛況。

一人だったので、すぐ案内されたけど、おおぜい待っていた。

寿都町(すっつちょう)のウニ、季節のうなぎ、など高い食材もちょっとずつ食べるのにお寿司はちょうどいい。

ほか北海道でしかお目にかかれないネタを食べた。