風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

ズンバ初体験のアウェー感


ズンバ、一度やってみたいと思っていた。

 

長女も数年前ジムで参加して楽しいと言っていたし、二女も最近別のジムで初めてやってみたら楽しいそうだ。

こちらのブログでも楽しいと書いてあるのを読んだ。

 

難しい動きはないらしいし、誰でも気軽に参加できるらしいし、参加者の年齢層もかなり高いらしいし、そして何よりみんなで盛り上がって楽しいらしい。

 

ダンスができなくても、55才でも、大丈夫かな?

 

市のスポーツプログラムで1回600円で参加できるいろいろな教室がある。

ズンバもあるじゃん!ということに初めて気が付いた。

ピラティス8回コースも終わったことだし、いっちょ行ってみるかな。

 

一人なのが不安であるが平日の昼間、誘える友達はいない。

 

娘たちが言うには、ズンバの人たちってお仲間がいて、おそろいの「ズンバ」って書いてあるTシャツを着ていたりするそうだ。

 

新しい場所で新しいこと始めるのでも、ピラティスとはだいぶハードルの高さが違う。

 

「思いついたことはなんでもやってみよう」と最近は思っているので、少しの勇気を出して行ってみた。

 

私が新参者で一人でいるので、先生とおぼしき方が向こうからにっこり「よろしくお願いします」と声をかけてくれた。

30代女性、茶髪でヒップホップ系の衣装で、はじける笑顔である。

 

参加者は25人から30人くらい。全員女性で30代40代50代60代幅広い。

やはりみなさん顔見知りのお仲間がいる感じ。おそろいのTシャツもいる。

 

アップテンポの曲に合わせて、1時間踊りっぱなしであった。

20分もすると汗がじわじわ出てくる。

はじける笑顔のテンション高い先生の動きをひたすら一生懸命真似して踊るが、私、全くもって、

「ダンスはうまく踊れない」(そんな歌があった)

私って、ここまでダンスというものがへたくそだったのね・・・

いや、うすうすは知っていましたとも。

だけど、思い知らされた。

前面の壁が一面鏡張りになっていて、先生の後ろに参加者全員の踊っている姿が見えていたのだ。

私ったら、なんとまあ、棒立ちでかっこ悪いったら。

多分だけど、右手と右足一緒に出ていた。

リズムに乗れないのはもちろん、テンポが早すぎてついていけない。

 

なんか「運動神経悪い芸能人」の後藤のようだった・・・

はたまたZIPでの桝太一アナのダンスも思い浮かぶ・・・

人のふり見て大笑いしていたが、そんな感じじゃん!!

(いや、あそこまではない、と言い聞かせている)

 

そして、「アハハー無理ー」と笑いあう仲間もいない。

ものすごくアウェーな感じ。

もちろん一番後ろで踊っていたのだが、「前の方がよく見えて踊りやすいですよ」「前の方に」「前がいいよ」と断っても断っても3人くらいから、押し出される。

仕方なく真ん中くらいまでは進出しましたよ、とほほ。

確かに先生はよく見えるけど、後ろから見られてるかと思うと、めっちゃ恥ずかしい。

 

誰も私なんて見ていないのはもちろん分かっている。

だけど鏡に大きく映し出される自分がよく見えて、かっちょわりー

 

運動の汗と、冷や汗と、かきまくって、へとへと。

撤収!!多分もう行かない。

先生が最後に「楽しけりゃそれでいいんですよ」と言ってくれたが、楽しむとこまではいかなかったよー