今回の旅行で大阪のおば宅に一泊した。
おば宅には犬がいて、ミックスのかわいい小型犬なんだけど、日課の散歩について行った。
毎朝5時半ころ家を出て、7時頃帰ってくるそうだ。
足の短いヨチヨチ歩きの小型犬なのにそんなに?
犬連れの散歩仲間コミュニティがあって、近所の墓地公園で毎朝1時間以上おしゃべりするのですって!
私に気を使ってくれてその日は遅めに6時頃行ったら、一角にテーブルといすがあり、すでに6人ほどがおしゃべりしていた。
そのあとも1人増え、2人増えという感じで、その日は8人くらい。
犬が亡くなった後もウォーキングでおしゃべりのみ参加という犬を連れていない人も3人いた。
私は女性ばかりなのかと想像していたが、男性も3人いた。
年齢は50代から70代(80代かも)。
仕事してる人もいれば、夫に先立たれたばかりの人もいれば、孫守に忙しい人もいれば、人生いろいろだ。
かっこいい大型犬も2匹いて見知らぬ私にもがしがしと大歓迎してくれて圧倒されるが、みんな人懐こい。
リーダー格の中心となるおばちゃんがいて、まんべんなくみんなに気を使い上手に回していた。
飛び入りの私にも上手に気を使ってくれる。
おしゃべりの内容がおかしくて、話術もあって、私は朝っぱらから大笑いした。
ただでおもろい漫談が聞けて、朝から元気が出る感じ。
おばは毎朝こんなコミュニティに参加しているのを知って、最高やんと思った。
笑えるし、有用な情報もたくさんもらえるし、飲み会なんかも時折開催されるそうだ。
飲み会の待ち合わせの時、お店の近くで、見た目もむさい髪の毛バーコードのおっさんたちが「イブちゃんとこは?」「ティアラちゃんのママが・・・」という会話をするもんだから、周囲から???な好機の目を向けられたというお話。
笑いました!
犬仲間あるあるです。
〇〇ちゃんママとしか知らず、だいぶ仲良くなってから本名を知るが、本名ではなかなか呼び合わない。
おしゃれな大型犬を連れた品のいいおじさまは、家でプランターでとれたピーナツで塩ゆでピーナツを作ったからといって、テーブルの上にみんなにおすそわけで広げてあり、2,3個頂いたらとてもおいしかった。
50代くらいのいちばん若い奥様は、最近ご主人を亡くされ四十九日が終わったばかりということだったが、遺族年金やらいろいろのことを相談されていて、70代の先輩たちから情報をゲットしていた。
あとびっくりしたのが、犬を週一で訓練所というのか、保育園というのか、通わせているという話がちらほら。おばのところの小型犬も、しつけをかねてしばらく通ってたそうだ。
人間の保育園と同じで連絡帳があって、今日何をしたとか写真とともに先生が書いて、保護者のコメントを書いてやりとりする連絡ノートを見せてくれた。
数年前まではノートだったけど今はデジタルに変わって、スマホで見るようになったそうだ。
リーダーのおばさまはジャイアントシュナウザーという大型犬を飼っていて、今日は水曜日だから保育園なのと。デイサービスみたいなもんで前は送迎付きでお迎えにきてくれたけど、今は送って行ってると言ったかな。
保育園が週一利用で2,3万で送迎付きだとプラス1万くらいだそうだ。
大型犬の若い犬だから、散歩じゃ足りない分、保育園ではなしがいでおもいっきり運動させてもらえるのだそうだ。
ペットホテルもやってるから、預けるときも慣れた場所慣れた人たちで安心なのだそうだ。
おばの家は大阪市ではなく、近隣市郊外の住宅地といったところだ。
だけどさすが都会!そういう施設をみなさん日常使いなのが驚いた。
ここ九州で、そんなとこに通わせている人の話は、一回も聞いたことない。
警察犬みたいな「犬の訓練所」は見たことあるけど、保育園に通学してる子の話は聞いたことないぞ。
なにかと驚いた朝の犬仲間コミュニティでした。
今回の旅で一番強烈な思い出かも。