風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

地震の思い出がよみがえる②

「被災者」という言葉、避難所にいる人ばかりではないのです。

「被災者」も、行政職員であり自衛隊職員であり、医療関係者であり、仕事を持つ人々なのです。

避難所に泊まりながら、あるいは車中泊をしながら、仕事に行きます。

 

昨日、このあと思い出話に脱線してしまいましたが、このあと書きたかったのは、自分も被災しながらも、自分のことは後回しにして、家も家族もものすごく心配だけど、公務や仕事を優先し、懸命に働く人たちが大部分だということです。

 

昨今は行政に対しても「完璧で当たり前」という風潮が行きすぎです。

(悪質なクレーマー多すぎです)

困難な状況でみんな必死ですので、「あの対応はまずかった」とか「こうすればよかったのに」とか外野がいろいろ批判するのだけはやめてほしい。

口は出さずにそっと金を出すくらいの気持ちでお願いしたいです。

 

ニュースの映像を見ていると、まざまざと思い出がよみがえります。

2日目3日目一週間後、二週間後、一か月後、二か月後、困りごとや問題は次々変わり、しなければいけないことも次々と変容していく様が、想像できてしまいます。

 

このあとの復興までの果てしない道のりに思いをめぐらせます。

困難な長い道のりです。

 

熊本地震震度7が二日連続あったという、1度目より2度目の方がひどかったという地震でした。

1度目の後片付けがやっと終わって、へとへとで寝たらその夜中1時すぎに2度目のさらに激しい地震があったのです。

2回とも夜遅くだったので、みんな家にいる時間だったのは幸いでした。

4月中旬という、暑くもなく寒くもない時期だったのも幸いでした。

そして、役所的には、春の人事異動後二週間がたって、ようやく新メンバーで業務が回り始めたころだったのも幸いでした。

コロナがまだなかったのも幸いでした。

 

今回の地震は、範囲も広く、津波と火事まであって、熊本地震よりも数段規模の大きい災害です。

私も寄付をしようと思っています。

ふるさと納税もいいけど、寄付や返戻品なしでのふるさと納税で応援の意思表明をするのもいいのではないでしょうか。