風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

北海道大学で夫の卒業式に参列した

3月25日は北海道大学の卒業式だった。

九州でも30年以上前もこの日だったから、昔から国立大学の卒業式はおそらく日本中、3月25日と決まっているのだろう。

 

そんな中、院生たちに交じって、夫の卒業式もあった。

午前中が学士(大卒)で午後からが修士(院卒)の卒業式だったようで、卒業式のあと各教室に分かれて証書の授与式があり、夫たちはそこに参加する形。

大きめの教室みたいなとこで、後ろ3列は関係者席(保護者席)だったので、私も参列することができた。

 



夫が参列したのは授与式(卒業式典)のあとの「修士記伝達式」。

夫がもらったのは、「履修証明書」とDMO(デスティネーションマネージャー)の「称号授与書」。

北海道大学では「卒業式」とか「修了式」という言葉は使わないのですって。

「学位記授与式」「修士記授与式」「博士記授与式」というそうだ。

学院長の祝辞を、ありがたく感慨深く聞いた。

英語では「commencement」と言います、といって後ろの黒板にチョークでつづりを書いたので、そっとスマホにメモした。

卒業とか修了は終わりを意味するけど、「commencement」は始まりを意味するのだそう。

 

みなさんはここで多くの知識「knowledge」と知恵「wisdom」を得られました。「knowledge」はすぐに古くなりますが、「wisdom」は古くなりません。

これから大事なのは知恵「wisdom」と想像力「imagination」。

「imagination is more important than knowledge」とはアインシュタインの言葉です。

みなさんがこれから旅立つ社会は、常に多くの困難や課題があります。

ここで得た学びを、これからの社会で役立ててください。

 

ジーン。勝手に感動した。

そういう意味で「commencement」始まりなのだ。

いいなあ、若い人の旅立ちは。

社会とは世界とは、いつどんな時代も多くの困難や課題を抱えている。

いつどんな時代もだ。

若い人の旅立ちはいいなあと思うが、うらやましいとは思わないし大変だなあとがんばれと思う。

我が人生を振り返っても大変な道のりだったなあと思うもん。

若いから、初めてだからがむしゃらに走ってこられたけど、もう一度やれと言われたらもうできないわ。

「人生何週目」がはやったけど、2週目は・・・私はきつい、ごめんこうむりたい。

 

夫の属する大学院は「観光学院」だったのだが、50人くらいいた学生のほとんどは、中国系の外国人だった。日本人は数名。(読み上げられる名前のみで判断)

はかま姿もいれば中国の正装だろうと思われる着物のような人もいたしドレス姿もいたし、いろいろだった。

 

夫のお仲間6人は全員卒業できたようで、式には5人が参列していた。

式終了後は私はカメラマンを買って出て、パシャパシャ撮ってまわった。

私はみなさんの二度目の卒論発表(追試)を、オンラインで自宅で夫と一緒に聞いていたので、初めて会ったと思えずに卒業おめでとうございます!!の気持ちでいっぱい。

夫から話を聞いてると、みなさん本当におもしろい経歴だったり、人物そのものがおもしろかったりする。

担当教授とも仲良さそうで、今後も年に1回くらい集まるのですって。

晴れてDMOの資格を取得したみなさんたち、今後の人脈にも期待。

 

愉快な仲間たちにめぐりあえてよかったですな、夫君。卒業おめでとう。

もう北大に通うこともないと思ったら、ちょっと寂しい

 

kaze2fukaretex.hatenablog.com

 

そして、わたしら夫婦はその足で、函館に2泊3日の旅へと向かったのであった。

函館って、遠い・・・釧路と同じくらい遠い・・・

車で5時間くらいかかる。北海道広すぎ。

 

函館旅行はまたあとで、備忘録として記録しようと思うが、特筆すべきことをひとつだけ!

26日はなんと、大泉洋さんがコナン君と一緒に、函館市内にあちこち現れた!!

4月12日公開の映画の宣伝で凱旋中。大泉洋さんは声優として出ているので。

五稜郭にいたら偶然、目の前で見ることができました。

そして次行った赤レンガ倉庫にも、またいた!!

そして函館市役所の近くでも、同じロケバスを見たので、まさか市長と対談か??と思ったがそれはなかった。

函館市長は大泉洋さんのお兄さんで、大泉潤さんなのです!!

(それもこの頃知った)