
長崎旅行の帰り道、新幹線が停まる駅「武雄温泉」に一泊した。
武雄温泉のシンボル楼門。
これが目の前に見える部屋に宿泊した。
広い12畳の部屋にひとり・・・
夜のライトアップも目の前で鑑賞できる。しかも部屋食。
いまどきは旅館でも部屋食は珍しい。
最初は楼門が見える窓側を向いて配席されていたが、テレビ向きに変えてもらった。
一人じゃね、なんか寂しくなっちゃって。
この楼門。2013年に東京駅にまつわる謎が解けたと話題になったそうだ。
東京駅の改修工事の際、8角ドームに干支が8種類あるのが見つかったが、干支なのにあと4つはいったいどこにあるのだ?
と疑問に思っていた丸の内駅舎にある東京ステーションホテルの担当者が、もしやと思いついて、武雄温泉協会に問い合わせをしてみた。
4つの干支がどこかにありませんかと。
東京駅を設計した辰野金吾氏は佐賀県出身の建築家で、東京で活躍しながらも九州にも多くの建築物が残っており、武雄温泉楼門もそのひとつ。
同時期の建築物だったため、残りの干支があるのではないかと思ったのだそう。
そしたら、果たして楼門の天井にあった。
武雄温泉の人たちは、なんかしゃれた飾りの通気口だな、くらいにしか思っていなかったのが、残り4つの干支だったと判明。







毎朝開催されている「楼門干支見学会(ガイド付き)」に参加して学習したことだが、こんな話があることは宿泊先の食事の提供をしてくれたスタッフが教えてくれた。
ぜーんぜん知らなかったが、おもしろいお話だった。
新聞には「辰野金吾の遊びごころか?」と書いてあるが、ガイドさんが教えてくれた真相は、武雄温泉の楼門は当初3つ建てられる予定だったのだそうだ。
4×3で12枚の干支が用意されたが、資金難等の事情により3つから1つに減らされたのだという。
行き場を失った8つの干支を東京駅に持って行ったのだろうという話だった。
ガイドさんの「地元の人はなんかしゃれた通気口だなとしか思ってなかった」ってところでみんな大爆笑だった。

