今朝の北海道は寒かった。とうとう秋になった。
近所の市民スポーツセンターにて週1のヨガ教室。
北海道にいる間の3か月だけ通ったんだけど、おばさまたちとそれなりにおしゃべりを楽しんだ。
今日の話題は、あるおばさまが夫の姉の納骨を来週するからヨガはお休みするというお話で、3年も自宅においてたんだけど、やっと気が済んだから納骨するのだという。
3年も自宅に?えええ?
私は数年前に父も母も葬式をしたが、四十九日の法要で納骨するのが普通で、まさかそれ以外の選択肢があって、そんなに自由が利くこととは思いもしなかったので驚いた。
しかも夫の姉の遺骨を、おばさま宅のお墓に納骨するのだという。
おばさまは長男の嫁である。夫の姉は独身と言うわけでもなく、夫もいて子供もいるそう。
「実家の墓に入る」ということだ。
遺言だったからしょうがないよねって。
残された夫はどうするのかね?
別のおばさまが私の友達もね、だんなの遺骨をそばにおいときたいと言って3年自宅に置いてるよ、という。
続けて、北海道ってね、歴史がないから慣習とかしきたりとかあんまりなくて自由なのよ、特に冠婚葬祭ね、いいように解釈してみんな好き勝手やるの。
九州だったらいろいろしきたりが厳しいんでしょうけどね。
北海道に最初に来た人たちは、だいたい次男三男ばっかりよ、だからもともと自由なのよね。
長男の嫁が大変なんてこともあんまりないよ。
同居ってのがそもそもないから。農家でも別棟を建てるよ。
福島の人たちとか、ずっと避難して何年もたつけど、それでもやっぱり故郷に帰りたいと思うんだもんね、こっちだったらすぐみんな移転するよ、そんなに土地に思い入れのある人なんていないんじゃないかな。先祖代々の土地なんてものがないからね。
実に面白い。
確かに田舎に引っ越すと感じる「排他的」な感じが、北海道では全くない。
移住とか転勤とか人の移動に慣れている感じ。
来るもの拒まず、去る者追わず、な感じ。
あっさりさっぱりしていると感じる。
帰っちゃうのねーまたおいでね、待ってるよと言ってもらった。
今度はスキーをしたいので、また冬に来ますね。
あー、ヨガはこっちでもできたけど、ピアノの練習は全くしなかった・・・
楽譜ノートだけは持ってきたけど、一度も開かず。
きれいさっぱり忘れちゃったよ。