風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

新千歳空港温泉リポート(空港で時間をつぶすのにおすすめ)

6日間の出張から帰ってくる夫を迎えに、新千歳空港に行った。

 

九州を出たことなかったこの私が、新千歳空港に誰かを迎えに行くなんて、本当に不思議なことが人生にはあるもんだ。

不思議なのはいいとして、現実問題この雪の季節に本来なら行けなかったと思う。

 

けっこう田舎道を通って行くのですよ、ナビを頼ってのよく知らない道。

雪がどんな状況か分からないし、高速じゃないのにみんな飛ばすし、暗くなると迷いそうだし、道路のポットホールも見えず危険。

 

※雪国は、雪に覆われているためアスファルトが痛みやすいようで、道路のポットホールがやたら多い。

小さいのから相当大きな穴まで多数。

運転中落ちても、多少のことでは驚かなくなった。

九州なら、苦情電話がなりやまないレベル(そういうの受けてました)

 

たまたま数日暖かい日が続いて、道路の雪も解け、これなら行ける!と思った。

1時間10分ほどのドライブだったけど、どんどん雪が少なくなるのが分かった。

岩見沢あたりは豪雪地帯だけど、新千歳空港は気候が全然違って(天気も全然違う、札幌とも違う)雪が少ないのだ。

 

暗くなると危険だから明るいうちに着くように、飛行機の到着は21時頃だったんだけど、15時半には着いた。(早すぎ)

そうだ、いつもすごい行列で決して買えない「美瑛のコーンパン」。

時間がたっぷりある今日なら、と思い行ってみた。

案の定30人くらい並んでいて、次の焼き上がりは「16:00」の表示。

30分も並ぶのかー(それくらい並べ)

 

ならば先に、「きのとやのソフトクリーム」にこの日も10人くらいの列に並んで、昼ご飯代わりに食べた。ウマイ!

 

そしておもむろに16時7分くらいだったと思うが、コーンパンに戻ってみたら、「本日完売」「本日終了」。

ですよねー。

いつもすごいなあ、美瑛に行けば食べられるのかと思いきや、これ、千歳限定みたいで、永遠に食べることはないだろう(並ぶ気ない)

 

そして、私には計画があった。

新千歳空港には4Fに温泉があるのをご存じだろうか。

※ちなみに同じ4Fに映画館もある

 

入館料2600円。

浴衣で食事もできるし、リラックスルームで昼寝もできるし、テレビも見られるし。本を持ち込みここでのんびり過ごせば3,4時間くらいはあっという間だ。

 

www.new-chitose-airport-onsen.com

 

2600円にはタオルと、作務衣(もしくは浴衣が選べる)の貸し出しと、荷物預かりを含む。ロッカールームの鍵をもらえるから、温泉入ったあとは、作務衣姿でうろうろできた。

温泉は思った以上にちゃんとした広い温泉だった。

ぬるくて長湯できるタイプ。

露天風呂まである。

サウナも70度の低温サウナとミストサウナと2つもある。

誰もいなかったから入ってみた。

サウナは苦手だけど、年に一度くらい、もしかして体質や趣向が変わって入れるようになったかもしれないと思ってチャレンジしてみるが、今回もだめだった。

2つとも30秒くらいで退散。

 

紙コップで水・ほうじ茶・煎茶・コーヒーが自由に飲める。

リラックスルームは女性限定の部屋があり、リラックスチェアが100か200かずらっと並んだ部屋で正面の窓からは飛行機が見え、夕焼け空が見える。

椅子ごとに小さなテレビがセットされていて、耳元のスピーカーでしか音声が流れないようになっているからとっても静かな部屋だ。

5人くらいしかいなかったけど、ぐうぐう眠っている人の寝息だけが聞こえていた。

ここでしばしテレビを見て、持ち込んだ本を読む。

 

食事処のラストオーダーは19:30と案内があったので、18:30頃作務衣姿のまま食事に行った。

空港で食べるより安くておいしいと思った。

風呂上がりの作務衣姿がほとんどだけど、宿泊客もいるだろうし、CAさんらしき制服の女性もいた。

 

あんかけ塩やきそば。1250円。えび、いか、ほたて、ふくろたけ(中華のきのこ)、スイートコーン、きくらげなど高そうな具がたっぷり。

 

温泉利用だと空港の駐車場が3時間無料となる。

新千歳空港で時間をつぶさないといけないとき、とってもおすすめです。

宿泊もできるので、前泊とか後泊とかにもおすすめ。

早割りで予約すれば10800円(温泉利用を含む)とかですよ。