昨日は「花咲舞が黙ってない」の最終回でしたね。
スカッとしておもしろかったです。
舞の決め台詞「お言葉を返すようですが」、この言葉を使ったことがある人、言われたことがある人は、実はそれほどいないと思います。
私はかつて人生で一度だけこの言葉を言われたことがあります。
現在23才の二女が小学5年生のときだったと記憶しています。
学校までは1㎞弱、いつも近所のお友達とふたりで7時半頃に家を出ていました。
あるとき、学校にもっと早く行きたいといつものお友達には断って一人で行くと言いました。
詳しくは覚えてないのですが、6時45分とか50分とかかなり早く家を出るようになったのです。
理由をきいてもはっきりせず、新しくできたお友達から早く行って二人で遊ぼうと誘われたようでした。
そんなに早く学校に行くのは反対だと伝えました。
理由1 そんなに早く学校は開いてない(門扉の鍵)(どこからでも入れるけど)
理由2 まだ学校の先生も来ていない。誰もいない学校で遊ぶのはよくない。
理由3 登校時ひとりになるし、旗当番の地域の人も立ってないしその時間の車はスピード出ており危ない。
だけど親の反対を振り切り、2,3日早く行くのが続いたのです。
新しいお友達Sちゃんは転校生で、髪はロングソバージュで目立っており、ダンスをやっている子で、母親とふたりぐらしで派手な見た目の母親は社長業(どっちかというと水商売風)らしく、子供にブランドものなどなんでも買い与えているようなイメージでした。
その親子の見た目の第一印象から私は二女がSちゃんと仲良くなって心配というかうれしくはなかったのですが、ほらやっぱり問題あるねと思いました。
子供の友達づきあいには見守りの姿勢で口出しはしないと決めてはいたけれど、友達うんぬんではなく上記3つの理由から、早く学校に行くのはやめさせたいと思い、Sちゃんの母親に電話しようと思いました。
私は思い込みが激しいところがあると自覚しており、また人の意見はいろいろだということも承知しており、まずは私の言い分と「親に電話をするという行為」について、是か非か職場で3人(独身女性1,子持ち女性2)の意見を聞きました。
※夫にも当然聞いたと思いますが、激務でほぼ家にいないので報告のみ。
みんなおかしいところはない、いいと思うと賛成してくれたので、そのうえでSちゃんの母親に電話をし、Sちゃんから誘われてここ数日学校に早く行っているけど上記3つの理由からやめにしませんか、と言ったのでした。
「お言葉を返すようですが」
とSちゃんの母親はいいました。はー?とびっくりしました。
「お言葉返されるんだ!」というびっくりと、「このセリフ実際に使う人いるんだ!」というびっくり。
子供に任せている、子供を信じている、早く行くことが悪いこととは思わない、むしろ早起きできて良い、と反論されました。
話はかみあわず平行線ですので、そうそうに切り上げたと思います。
その後のことはよく覚えていないのですが、子供からだったか担任の先生に注意されたのかだったか、あっさりと早く行くのはなくなりました。
Sちゃんにはその後もちょいちょいと悩まされるのですが、中学になるとまた転校していき2年ほどのつきあいでした。
こんな話を思い出したのは花咲舞ともうひとつ、二女が勤める銀行に客として来たSちゃんと10年以上ぶりに会ったと聞いたから。
200万を現金でおろしていったという。
大丈夫???