風に吹かれて

早期退職後の自由でわくわくする暮らしを綴りたいと言いつつ、寂しくて貧乏な暮らしになるかもしれません

できるか「ぬか漬け」ライフ


「ぬか漬け」には以前から興味があった。

稲垣えみ子さんが大好きなので、すっかり感化されて。

 

稲垣えみ子さんの著書はほとんど読んだのですがどの本にも、「ぬか漬け」のことがしょっちゅう登場する。

いちばんじっくり書いてあるのはこの本。

うまい以外にもいいことだらけのようで。

ぬか床の扱いも決して難しくはないという。

そしてまあ、載ってる写真が本当にうまそうで・・・

 

〇腸内環境が整う(ローフード(なまの食品)かつ発酵食品)

〇オリーブオイルやごま油とも相性いい(酒のつまみに)

〇薄切りにして厚揚げなどと炒めてもなんともオツな味わい

〇なにを漬けても勝手に自動的にうまくなる

 

春夏

・なす ・きゅうり (定番)

・ピーマン ・セロリ ・みょうが ・新生姜 ・新玉ねぎ

ミニトマト ・オクラ ・アスパラ ・枝豆

 

秋冬

・大根 ・ニンジン ・ゴボウ ・里芋 ・ビーツ

 

変わり種

・豆腐 ・厚揚げ ・こんにゃく ・たけのこ ・じゃがいも(まるでチーズになる)

 

そんなにうまいのか。いいな。

でもこれまでは決して手を出さなかった。

きっと自分の首をしめる、のが分かっていた。

 

無職となり余裕ができたはず、今なら私にもできそう。

毎週取っている生協(グリーンコープ)のカタログに「ぬか漬けのもと」が載っていたのを、ついうっかりちょいと買ってしまった。

500円代だったと思う。

 


始めるには容器が必要だ。

待てよ、最初がかんじん、失敗したくない。

どんな容器がふさわしいのか調べる。

深めのタッパーでいいはずなんだけど、下にたまった水分を抜くのが大事とかめんどうとか、いろいろあるみたい・・・

毎日まぜるためのしゃもじがセットできて、水分を分離するための受け皿が2段になっているぬか漬け専用のタッパーなるものを発見。

これならいいかも。

でも5000円近くする。

500円の「ぬか漬けのもと」を買ってしまったばっかりに5000円の出費?

しかも続けられるか不明なのに。

 

うーん、ここで現在、思考停止中。

やっぱりめんどくさいじゃないか。

 

しかも二拠点ライフとか言ってて、ぬか床は飛行機で持っていけないでしょ。

「〇〇ちゃん、ぬか漬け引き継いでくれる?」二女に聞いてみる。

「無理・・・」

「だよね」

 

早まったかなー

私には時期尚早だったかも。

早くもやる前から誰かに譲りたくなっている。

気軽に人にプレゼントもできない「ぬか漬けのもと」。さてどうする?

 

ちなみにいろんな食材を干すのも、稲垣えみ子さんから得た知識です。

私は野菜はあまり干しませんが、キノコ類はちょっと1、2時間干すと、とってもいいです。

ざるはないので、新聞紙に広げて干します。

そして、半分使って、残った半分はそのまま新聞に包んで、ビニールに入れて冷蔵庫の野菜室に入れると日持ちします。

若干乾燥したくらいが、お料理にも冷蔵庫で保存するにも具合がいい。

そして紫外線でビタミンDもアップしているはず。