夫が受講している北海道大学の講座は観光に関するものなので、社会人クラスのお仲間には北海道各地から観光を仕事にしている人が集まっている。
そのクラスメートの中に釧路在住でJRの観光列車「ノロッコ号」のガイドをしている女性がいる。
この方はボールペン画家としても活躍されていて、またラジオに出演されたり、YouTubeで釧路の魅力について発信をされていたりと多才な原田カーナさんという方だ。
今回釧路旅行するにあたり、こちらのYouTubeで予習していった。
今回、この方にいろいろと情報を提供いただき、おすすめホテルからおいしい炉端焼きのお店、二次会ならここ、まで教えてもらった。
現地のプロによるおすすめはどれも最高に満足でした。
2日目ノロッコ号に乗る際はJR釧路駅まで会いにきてくれて、ノロッコ号の説明やその日担当するガイドさん、車掌さん、駅員さんやらを紹介してくれたり、釧路のこといろいろ教えてくれたり、ボールペン画家として観光グッズにもたずさわっていらっしゃるので、ノロッコ号のイラスト入りボールペンとか丹頂鶴のイラスト入りグッズなどをおみやげにいただいたり。
今回の旅行ではとってもお世話になりました。
ノロッコ号は釧網本線を塘路(とうろ)という駅まで往復する観光列車である。
道路とは違って線路は湿原の中を走って行くので、幻想的な風景が続き途中エゾシカがいたり丹頂鶴(大型で頭が赤い)(渡り鳥ではなく北海道東部に生息)がいたりする。(どっちも見られた!ラッキー!)
塘路まで乗って往復する人が多いが、途中の釧路湿原駅で降りて展望台まで歩いたり、途中で降りてカヌーで遊ぶということもできる。
カヌーの人たちやすれ違う人たちがみんな手を振ってくれる。
カーナさんがノロッコ号の車内販売ではプリンがおすすめと言うのでプリンも食べましたとも。
ノロッコ号は6人掛けのボックス席と2人掛けのベンチ席がある。
往復ともボックス席側の方が景色はいい。事前に調べて、ボックス席の窓側(窓はありません)を取っていたが、午後の便だったので、夏はいつも曇りで霧がかかっている釧路だというのにこの日は天気が良く、日差しが暑くて窓側には座っていられなかった。
しかも進行方向後ろ向きの席だったので、窓側は風をもろに受けて後ろからの風で髪がぼさぼさになるし、おすすめはボックスの窓側とも、一概には言えません・・・
午前の便はほぼ満席だったが、午後の便はわりとすいていたので、日陰のベンチ席に移動して(ベンチはどちらを向いても座れるようになっている)立ったり座ったりして眺めた。
午後の方がすいていておすすめです。
塘路駅まで45分くらい。所要時間は往復2時間くらいだ。車なら15分くらいでいくそうで、現地の人は誰も乗ったことないそうだ。
まあ、観光列車とはそんなものである。
※現地の人=飲み屋のお姉さん、ホテルのレストラン担当、展望所のガイドさん(サンプル数3名)